河川流況予測・氾濫解析システム
新技術の概要
新技術名 | 河川流況予測・氾濫解析防災支援システム (不定流計算によるシミュレーション手法) |
工種 | 河川 | |
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会社名 | (株)チェリーコンサルタント | |||
開発部・者 | 部署 | 造構部、技術開発部 | TEL | 087-834-5111 |
氏名 | 姜 華英、本條 忠應 | FAX | 087-835-1995 | |
技術コンテンツ | 理論 | 不定流解析 | ||
解法 | 中心差分法 | |||
システムの概要及び特徴 |
[概要] 計画規模を越える洪水時のダム放流操作において下流河川の氾濫解析を行い、浸水開始流量の推定や浸水予想図の作成を行うことにより、放流操作精度の向上やダム運用の改善、地域参画防災ツールとしての活用等を図ることができる。 (特長) 1)日常のダム管理において、放流操作に先立ち洪水調節計画の予測ツールとして利用することにより、下流に対する放流通知やパトロールの時期やルート・範囲等、よりきめ細かな管理・操作情報を得る支援システムとして活用を図ることができる。 (提供できる情報) ①ダム下流の流量別浸水箇所 ②下流住民への警報の時期と範囲 ③洪水発生前の放流予測状況 2)危機管理システムとして、計画規模を越える洪水時の河川の浸水開始流量の推定や浸水予想図の策定を通じ、防災体制のあり方や地域参加の防災ツールとしての活用等を図ることができる。 3)教育訓練用シミュレーターとして、過去の洪水被害や放流操作の検証ツールとして利用することにより、管理技術の向上に役立てることができる。 ![]() 4)地震や豪雨等に伴う河川・ため池の破堤や決壊による被害を想定したハザードマップ作成用の氾濫解析予測ツールとして活用できる。 <該当業務実績> 平成14・15年度 水資源機構(旧水資源開発公団) |